こもれびのなか
母が導いてくれたグリーフケア

 大切な人を亡くすことの悲しみをグリーフ(悲嘆)と呼ぶそうです。西條和佳子さんは、母親の看取りを経験されました。闘病生活に寄り添う中でのつらい思いや、亡くなったあとの癒えない悲しみを抱えながら、父親のことも気にかけて無理にがんばった状況で、どうしていいかわからなくなったそうです。そんなときに、グリーフケアの勉強を始め、資格を習得。現在は(社)日本グリーフケア協会認定・特級アドバイザーとして、個人面談(訪問)やわかちあいサロンを開いて、大切な方を見送られた方たちの思いを聴いています。

 

 サロンの参加者のなかには、「後を追えるものなら追いたい」と口にされる方もいるそうです。西條さんは、「遺族の悲嘆は決してなくなるものではないが、焦らず、自分の気持ちを見つめながら、つらいときは我慢せずに連絡してほしい」と語ってくれました。