チャイルドラインにいがた
子どもの悩みを聴く専用ダイヤル


訓練を受けた「受け手」が対応


 チャイルドラインは、1970年ころから北欧から欧州に広まった子どもの電話相談専用ダイヤルで、現在、日本では約70団体が活動しています。チャイルドラインにいがたは、新潟県民によるNPO団体として2001年に発足しました。

 チャイルドラインは、18歳までの子ども専用電話です。ここでは電話に出る人は「受け手」と呼ばれ、子どもが安心して話ができるよう聴き役に徹します。どんな話でも真剣に聴き、悩みを解決する糸口が見つかるよう、サポートしています。



大切なのは、ちゃんと聴くこと


 「チャイルドラインに電話する子どもたちは、家庭や学校の中で自分の感情を受け止めてもらえず、存在してもいいという肯定感が得られないんです。子どもの話を最後まできちんと聴くこと、電話をかけてきた子どもが、自分の話をちゃんと聴いてもらったと感じてくれることが大切なんです」と話す代表の小林富貴子さん。最近は、思春期の一番多感な時期といえる中学生男子からの相談が特に多いとか。

 「子どもの世界は狭く、選択肢も多くありません。もし、孤独感を感じたらどんな行動を選択するでしょう。チャイルドラインが、その選択肢を少しでも増やす存在であればいいと思っています」

 “あなたの話を聴く人がいます”ということを、活動を通じて子どもたちに伝えているほか、講演やセミナーで子どもと大人のよい関係づくりのポイントや、子どもとの対話術を伝える活動も続けています。 

受け手は認定制度となっており、年一回開催される「受け手養成講座」では話の聴き方を学び、模擬実習も行われる。また、活動は電話相談だけでなく、子どもとの対応、対話の上手な関わり方や子育て支援などの講演活動も行っている
受け手は認定制度となっており、年一回開催される「受け手養成講座」では話の聴き方を学び、模擬実習も行われる。また、活動は電話相談だけでなく、子どもとの対応、対話の上手な関わり方や子育て支援などの講演活動も行っている