特定非営利活動法人 女のスペース・ながおか
女性を元気にするために


どんなことでも相談できる


 女のスペース・ながおかが目指すのは、女性たちが元気に生きていくための支援をすること。女性が抱える問題であれば、どんなことでも相談を受け付けています。

 大きな特徴は、電話相談や面談のほかに、希望する相談者へカウンセリングを行っていることです。カウンセリングとは、現在の生活が相談者にとってどのように辛さや苦しみをもたらしているのか、社会との関係から読み解いていくというもの。

 男女平等、男女同権と言われていても、現実には女性たちにとって目に見えない不平等感があります。そして不条理に求められる“女性の役割”に応えるうちに、内面に違和感や苦しみを抱えてしまうことになっていくのです。こうした場合、カウンセリングによって自分がどう思っているかを発見できれば、次の道が見えて来るようになります。



初めての相談は携帯電話2台から


 設立のきっかけは、長岡短期大学(当時)で荻野茂子(現・代表理事)さんと木内美知子(現・副代表理事)さんが女性学を学んだことです。当時は女性問題の啓発講座が盛んに行なわれていましたが、この女性学を学ぶことで女性が持つ悩みの原因についてさまざまな発見をしたそうです。

 「学ぶことは面白かったのですが、だからといって現実にある問題点が改善されるわけではありませんでした。だったら自分たちが気付いた問題や、できることを誰かに伝えていこうと話し合ったんです」。こうして、携帯電話2台で相談を受けることから始めて、2015年、設立15周年を迎えました。

 具体的な相談内容は、離婚、DV、家庭の問題、心の悩みなどが多いものの、現代の女性は、自分の意志や希望と、社会や家庭から望まれる女性像との間にギャップを感じ、そのことで心に悩みを持つことが多くなっているそうです。そうした悩みを、女性スタッフが共感を持って話を聞いてくれるこの場所は、とても貴重な存在といえるでしょう。