特定非営利活動法人 子ども・人権ネットCAP・にいがた
子どもの人権意識を育てる


「安心・自信・自由」を自分の力でつかむ


 CAPとはChild Assault Prevention 「子どもへの暴力防止」を意味し、子どもがいじめや痴漢、虐待、性暴力などから自分を守るための人権教育プログラムです。CAP・にいがたでは、県内の幼稚園・保育園や小学校、中学校などで、子ども、保護者、教師向けのCAPワークショップを実施しています。子どもが暴力を受けるのは「知らない人」からとは限りません。友人からのいじめや、身近な大人からの虐待なども多く報告されています。

 CAPでは従来の「~してはいけません」と子どもの行動を制限するのではなく危険に直面した際、具体的に「〜ができるよ」と、自分の判断で行動する力を育てることに重点を置きます。子どもの「安心・自信・自由」の権利を守り、尊厳を持って生きるための人権教育です。



イヤって言って良いんだよ


 事務局長の太田美津子さんは、日本にCAPを紹介した森田ゆりさんの言葉を紹介します。「子どもには『イヤって言ってもいいんだよ』と伝えてください。それは自分の大切な権利なのだから」。子どもへのCAPワークショップを行う際は、保護者や教師に向けたワークショップがセットで実施されます。子どもの人権意識を守り、彼らからの相談を受け止める方法を大人も一緒に学ぶのです。

 「子どもにはイヤなこと、怖いことがあったら必ず相談して、と伝えます。あなたの周りには信頼できる大人がいるんだよ、って」と語る太田さん。行政とも連携しCAP・にいがたは取り組みを進めています。

 ワークショップは、ロールプレイなどで自分を守る力を身につける子どもワークショップや、子ど もを守るためにできることを考えるおとなワークショップがある
ワークショップは、ロールプレイなどで自分を守る力を身につける子どもワークショップや、子ど もを守るためにできることを考えるおとなワークショップがある